ナイフ全般

北欧生まれのナイフ形状スカンジグラインドとは

北欧生まれのナイフ形状である、スカンジグラインドについてご存知でしょうか?
スカンジグラインドはキレのあるシンプルな形状で、ブッシュクラフターを中心に大変人気のあるナイフ形状です。
今回はそんなスカンジグラインドに関して詳しく紹介していきます。

Contents

スカンジグラインドの形状

スカンジグラインドの断面形状は、ナイフの中央あたりからストレートに刃付けされています。

名前については、スカンジナビア地方で発展してきた形状のため、スカンジグラインドと言われています。

スカンジグラインドの特徴

スカンジグラインドの特徴についてみていきましょう。

研ぎやすい

スカンジグラインドは刃がまっすぐのため、砥石へ当てる角度がわかりやすく、初心者でも比較的研ぎやすいです。

砥石の使い方を覚える際に最適な形状です。

薪割りに適している

スカンジグラインドのナイフは、薪割りに適しています。

薪割りの際に、刃先を当てつつも木材を押し広げることができるため、非常に作業がしやすいです。

フェザースティックを作りやすい

スカンジグランドは、薪割りだけでなく、フェザースティックも作りやすいです。

刃先がストレートなので、適度に刃が食い込み、フェザー部分がちぎれてしまうこともほとんどありません。

スカンジグラインドはブッシュクラフトに適したナイフとなっています。

スカンジグラインドのマイクロベベル

スカンジグラインドのナイフによっては、マイクロベベルと呼ばれる先端1mm程度の刃付けがされているものもあります。

マイクロベベルは刃こぼれ防止のためにつけられますが、切れ味を重視する場合は研ぎ直して、マイクロベベルをなくしてしまうことも。

マイクロベベルが必要かどうかは、使い手が切れ味を重視するのか、長くそこそこの切れ味を保ちたいのかで変わってきます。

ブッシュクラフト重視ならスカンジグラインドがおすすめ

スカンジグラインドについて解説してきましたが、スカンジグラインドはブッシュクラフトをされる方におすすめです。

もっと耐久性を求めるような使い方をされる方には、コンベックスグラインドのほうがおすすめ。

用途に合わせて最適なナイフと探してみてくださいね!

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